ドリーム小説




ゆっくり階段を上ればいい 焦ることはないよ 俺が君の手を引いてあげるから 一緒に行こう




 



 



 



「あ、笹塚さん!!」



 



久しぶりに聞いたその声の主は



 



・・・ちゃん?」



 



 



 



 



 



18


 


 


 

 

 

 

「へぇ、卒業したんだ」

「はい もう大学生なんですよ〜」

「おめでと」

「ありがとうございます!」

 

 

久しぶりに見た彼女

 

 

「で、髪型変えたの?」

「えへへ〜校則なくなりましたかからね」

「なるほどね」

 

 

 

ほんのり赤い茶色に

綺麗なウエーブ

 

 

「に…似合ってます?」

 

 

心配そうに見上げる前より大人っぽくなった顔

 

 

「うん 綺麗になった」

 

 

 

照れた笑いは数日前見たものより艶っぽくなっていた

思わず肩を抱き寄せた

 

 

「わっ・・・・・////」

「あ…ガム踏みそうだったから・・・・・」

 

 

なんて苦しいいい訳だ

 

 

「う・・あ・・ありがとうございます!おにゅうのパンプス汚れるトコだったァ〜」

 

 

赤い顔して伏せてるのは 期待しても良いってこと?

 

 

 

 

 

 

「えっと・・・・・今から暇?なんなら卒業祝いに奢るよ」

 

 

 

 

 

 

本当は仕事中だけどな

 

 

 

 

 

 

 

「ほ、本当ですか!行きたいです!」

 

 

 

はしゃぐを車の助手席へエスコート

 

 

 

今はまだこの気持ち君に伝えない

 

 

 

 

 

「そーだな、20歳なら大丈夫かな」

「え?何がですか?」

「いいや。 何、食べたい?」

「うぅん〜イタリアンとか?」

「了解」

 

 

俺の可愛いシンデレラ

 

 

 

 

 

 

 

(あ、石垣忘れた・・・・・・・・・まぁ、いっか)

 

 

 

 


笹塚さんはあたしの理想男性像です!!
年齢とか気だるさとか・…いいなぁ〜
vv
それにしても書きにくいお方でした…好きなのにィ

20070317